2021年3月アーカイブ

 県内で新型コロナの感染者が初めて確認されてから1年が経ちましたが、皆さんはこの1年でがん検診を受けましたか?

 第1波の当時は、新型コロナに関する情報が全くない中、感染防止を最優先とするために検診の延期が相次ぎましたが、現在では、厚生労働省もがん検診をはじめとする各種健診はコロナ禍であっても定期的な受診は必要としています。

 がん検診を受けないデメリットとして、本来、検診で見つけられたはずのがんが進行する恐れなどがあります(下記画像参照)。

 検診会場では、新型コロナウイルス感染症対策を徹底しています。検診を受けずにがんやその他の疾患が進行してしまわないよう、定期的に受診するようにしましょう。

【画像をクリックすると拡大します】

 がん発見数.JPG

 

 

 

早期発見機会の喪失.JPG

 

 

  

 

生存率の影響.JPG

3月24日は「世界結核デー」です

 新型コロナウイルスの終息の見通しが立たない中、「コロナ」を意識した毎日を過ごされていると思いますが、皆さん「結核」の存在を忘れてはいませんか?

 茨城県内では、毎年約300人が新たに結核を発病し、約50人が亡くなっています。

 しかしながら、今年度は新型コロナウイルスの感染を防ぐために健診を控えられた方が多いことから、結核の早期発見の遅れや重症化、さらには死亡者数の増加につながってしまうおそれがあります。

 健診会場では、新型コロナウイルス感染症対策を徹底しています。対象の方は、毎年健診(胸部X線検査)を受けましょう!

12-B.jpg

 

 

このアーカイブについて

このページには、2021年3月に書かれた記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2021年2月です。

次のアーカイブは2021年4月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。