2015年5月アーカイブ

 

 5月7日(木),ひたちなか市社会福祉協議会の皆さんが当協会へ視察見学に来られました。

 まず初めに,細胞検査室にて肺・子宮のがん細胞を観察していただきました。参加者たちは一様に顕微鏡をのぞいたとたん驚きの声を上げ,細胞の大きさと進行度との関係など細胞検査士へ熱心に質問していました。ある参加者は,「主人がたくさんたばこを吸うので,肺がん検診を受けるようにさっそく言わなきゃ...」と,生のがん細胞を直接見たことで,喫煙習慣が及ぼす影響の大きさや検診による早期発見の大切さを十分に感じていらっしゃった様子でした。

 次に血液検査室等の見学では,検査技師の説明後,「病気にはどんな自覚症状があるの?」「どこへ行けば健診が受けられるの?」など多数の質問があり,皆さんの健康への関心の高さが伺えました。             

 限られた時間内での見学でしたが,終了後には「とても勉強になり,有意義な時間を過ごすことができました。」「健診の大切さを十分に理解できました。」などの感想が寄せられ,当協会にとって大変意義のあるものとなりました。

 視察見学は,原則,月・水曜日の午前中に行っておりますので,希望される場合は,経営企画室までお気軽にご連絡ください(TEL 029-241-0011㈹ ※「視察見学の申込み」とお伝えください。)。

 

 平成27年5月16日(土)・17日(日)の2日間,つくば市研究学園駅前公園において,がん患者支援チャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2015茨城(主催:リレー・フォー・ライフ・ジャパン茨城実行委員会,(公財)日本対がん協会)」が開催されます。

 「のんびり歩いて 語ろう 学ぼう がんのこと」をスローガンに,今年度も「24時間ウォーキング」や「ルミナリエ」のほか,様々なアトラクションが予定されています。

 当協会も例年同様に役職員によるチームを編成してウォーキングへ参加するとともに,がん予防パネルの展示や骨量測定体験コーナー(無料)などを予定しています。

 興味のある方はどなたでもアトラクションへ参加が可能です。当日は,ぜひ会場へお越しください!

 その他の詳細については,ホームページをご覧ください。

 http://relayforlife.jp/ibaraki/

リレー・フォー・ライフとは

 リレー・フォー・ライフは,1985年にアメリカ人外科医が,がん患者を励まし,アメリカ対がん協会に寄付する目的で24時間フィールドを走り,「がんは24時間眠らない」「がん患者は24時間闘っている」というメッセージを伝え,募金を呼び掛けたことに始まります。現在は世界21カ国で開催され,毎年世界中で400万人を超える人たちが参加しています。

 日本では,2006年に茨城県つくば市(筑波大学陸上競技場)で初のリレー・フォー・ライフが開催されました。この大会は日本対がん協会がトライアルの形で開催したもので,翌年から地域市民ボランティアが中心となって開催する現在の形に移行し全国各地に広まっています。2014年度は国内43カ所で開催されました。

 

5月は健診事故等防止月間です

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当協会では,毎年5月を「健診事故等防止月間」と定め,健診に関わる事故・トラブルを未然に防止するための様々な取り組みを行っています。

 

◇取組1 啓発リボンの着用

「安全確認強化月間」と記したリボンを着用し,安全確認への意識徹底を図っています。

 

◇取組2 啓発のぼり旗の設置

「確認・点検はすべてに優先する」と記したのぼり旗を各部屋に設置し,職員一人ひとりの意識向上と注意喚起を図っています。

 

◇取組3 事故防止観察の実施

健診に関する一連の業務工程について,マニュアル通り適正に行われているか,また,事故やトラブルに起因する新たなリスクがあるかなど,当協会の事故防止監察員がチェックし,マニュアル遵守の徹底並びに事故等の未然防止を図っています。

 

 今後も,県民の皆様にもっとも必要とされる健康支援機関を目指し,より安心安全な健診事業の推進に努めてまいります。

 
 
 
 4月29日に開催された「つくばピンクリボンフェスティバル2015」へ当協会役職員7名が参加しました。
 当日は天候に恵まれ,おそろいのピンクのTシャツを着た約500名の参加者が5キロの遊歩道を歩き,検診による早期発見の大切さなどを懸命に呼び掛けました。
 親子で参加された方も多数おり,小さな女の子が「おかあさんを乳がんから守ろう」と記したボードを高々と掲げながら元気に歩いていました。
 つくばピンクリボンフェスティバルには毎年参加していますが,世代を問わず毎回多くの方が集まっており,乳がん撲滅の啓発イベントとして定着しつつあります。
 当協会は,今後も受診率向上やがん予防に向けた取り組みを推進してまいります。
 

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