毎年9月は「がん征圧月間」＆「健康増進普及月間」ですが，皆さんご存知でしょうか？生活習慣病をなくすための「健康づくりの実践（一次予防）」と「健診の受診（二次予防）」を強く推奨しており，この期間は全国各地で普及活動が行われます。
茨城県は，がん検診と特定健診の受診率が50％に及ばず，本来であれば早期のうちに「生活習慣の改善」や「適切な治療」を必要とする方が多数存在していると推測されます。
年齢を重ねても健やかで活動的な生活を送るため，対象年齢となった方は各種がん検診と特定健診を毎年必ず受けましょう！
7月31日（金），水戸市立第二中学校生徒2名の職場体験を行いました。
今回の参加者は，将来医療分野を希望していたことから，当協会で実習を受けることになりました。
まず始めに，当協会の事業内容を説明後，施設内で行っている健康診断の受付業務を体験しました。受診者への接遇に生徒たちはとても緊張している様子でした。
次に胃がん検診の見学では，診療放射線技師が検査台を操作しながらスムーズに胃を撮影する様子を見て，「すごい！」と驚きの声をあげ，モニタに映る胃の画像を熱心に見入っていました。
このほか，血液像やがん細胞の顕微鏡観察，シルバーリハビリ体操，腹部超音波検査などを体験しました。
限られた時間内での実習でしたが，終了後には「1日あっという間で楽しかった。健康を守る仕事がとても大事だと思いました。今日学んだことを生かして将来に向けてがんばりたい。」などの感想が寄せられました。
今回の実習を通じて，自身の目指す目標に向け，まっすぐ進んでくれることを願い，引き続き子どもたちの教育活動に協力してまいります。
