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結核

 結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。結核菌は,結核に罹った人がせきやくしゃみをした時に空気中に飛び散り,周りの人がその空気を吸い込むことによって感染します。



 結核に感染したとしても,身体の免疫機能が働いて結核菌の増殖を抑えますが,免疫力,抵抗力が低下した場合などに発病します。
 なお,結核に感染していても,一生発病しない人もいます。



 結核の初期症状は,せき,タン,発熱など風邪と似ています。せきやタンが2週間以上続いたら,医療機関を受診してください。
 なお,これらの症状が1ヶ月以上続く人のうち,25人に1人の割合で結核患者が見つかっています((財)結核予防会「結核の常識2007」より」)。
〔結核の初期症状〕
せきが2週間以上続く
タンが出る(タンに血が混じる)
体がだるい
微熱が続く



 結核と診断されても,多くの場合は6ヶ月間毎日きちんと薬を服用すれば治ります。しかし,途中で服薬を止めてしまうと,治らないだけでなく,結核菌がその薬に対して「耐性」をもつことになり,薬が効かない菌(多剤耐性菌)になることもありますので,決められた薬をきちんと服用することがとても大切です。
 なお,治療を確実にするために,服薬を支援するDOTS(ドッツ)が推進されています。心配な方は,お近くの保健所にご相談ください。

※耐性菌に感染している場合,再発の場合,PZA(ピラジナミド)が使用できない場合,糖尿病合併症の場合等は長くなります。

※DOTS(直接服薬確認療法):患者が服薬するのを医療従事者が目の前で確認することにより服薬を支援する治療方式


 抵抗力の弱い赤ちゃんは,結核に感染すると重症になりやすいため,生後6ヶ月までに必ずBCG接種を受けましょう。
 また,日ごろからできる予防法は,規則正しい生活を送ることです。適度な運動,十分な睡眠時間,バランスのよい食事などに心掛けましょう。
  


 上記症状のある方は,必ず医療機関を受診しましょう。また,症状がない場合でも,対象の方は,すぐ結核健診を必ず受けましょう。