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生活習慣とがん
 1996年に米国・ハーバード大学がん予防センターから発表された米国人のがん死亡原因のうち,生活習慣に起因するもの(喫煙・食事・運動不足・飲酒)は,全体の約70%となることが判明しました。これらは,規則正しい生活習慣により,ある程度予防できるものと考えられています。
  米国人のがんによる死亡原因


〔喫煙とがんの関係〕
 たばこの煙に含まれる有害な化学物質は200種類を超えており,この中にはタールを含め発がん物質が多種類含まれています。喫煙者のがんによる死亡の危険性は,非喫煙者と比較した場合1〜32倍と,部位によって異なりますが高リスクであることがわかっています。
  非喫煙者と比較した喫煙者のがんによる死亡の危険性(男性)


 たばこの煙には本人が吸う「主流煙」と,たばこの先から立ちのぼる「副流煙」とがあります。煙には多くの有害物質が含まれていますが,主流煙よりも副流煙のほうが数倍から数十倍も多いことがわかっています。この副流煙を,自分の意思とは無関係に吸い込んでしまうことを「受動喫煙」と呼んでいます。国内の調査では,非喫煙者の女性の肺がんになるリスクは,夫の喫煙量により1.5倍以上となることが報告されています。
  夫の喫煙量別にみた非喫煙の妻の肺がんの発症リスク


 このほか,喫煙による社会的損失は,医療費(1兆3086億円)などを含め全体で7兆円以上と試算されています。
喫煙による社会的損失

〔食生活とがんの関係〕
 国立がんセンターより,各部位ごとの食生活との関連性が報告されています。


 詳しくは,こちらをご覧ください。